バングラデシュの大気汚染、寿命が世界最悪の6.76年短縮
バングラデシュの大気は世界で最も汚染されており、国民の健康に深刻な影響を及ぼし、平均寿命を少なくとも6.76年縮まり、大気汚染が原因で世界で最も寿命が短縮されていることがわかりました。 シカゴ大学エネルギー政策研究所(EPIC)が252か国で実施した世界規模の調査で判明したそうです。
あまり知りたくなかったような結果ですが・・・。
調査報告書によると、バングラデシュの1億6480万人の住民全員、年間平均PM2.5微粒子汚染レベルがWHOのガイドラインである1立方メートル当たり5マイクログラムを14~16倍上回る地域に住んでいることが判明したそうです。また、バングラデシュの特に深刻な地域であるガジプールでは大気汚染により寿命が8.3年も短縮されているようです。
ちなみに、1位はバングラデシュで寿命短縮は6.76年。2位がインドの5.26年、3位がネパールの4.58年と続きます。
南アジアがワースト1位から3位までを独占しているようです。
インドの日本人駐在者は、大気汚染が深刻な時期は、
家族を帰国(避難)させている企業もいるようですし、その対策も決して大げさではない気がしますね。
大気汚染が深刻なバングラデシュに駐在している人たちは、
世界で最も命を削って生活していることになりますので、
日本で生活している時よりも、健康管理を徹底させる必要がありますね。
バングラデシュの大気汚染に関する過去記事
当ブログでも何度も取り上げておりますが、大気汚染と蚊の異常発生は、
バングラデシュで生活する上では、覚悟しておかないといけない健康上のリスクです。
過去記事でも紹介していますが、
リアルタイムの大気汚染レベルを確認できるアプリ「AirVisual」は、おすすめです。