新型コロナで困窮するバングラデシュの子供たちを支援、兵庫県の市民団体が食糧援助など

新型コロナで困窮するバングラデシュの子供たちを支援、兵庫県の市民団体が食糧援助など

神戸新聞によると、バングラデシュの教育を支援する市民団体「ワンドロップ」(大西登志子代表)が、新型コロナウイルスの影響で困窮するバングラデシュの子供たちを救おうと、食糧援助を続けているようです。日本で寄付金を集め、現地の協力者に配布を依頼し、今年4月以降、すでに6回の食糧支援を実施したそうです。





 同記事などによると、同団体は、元中学教員の大西登志子代表(兵庫県加古川市)が、物乞いをする学齢期の子供を見て「貧困の連鎖を断ち切るのは教育。楽しく学べる学校を造ろう」と2010年末に結成。現地の実業家タリク・マジュンダーさんらと協力して16年1月、同国東部のコミラに私設の「マジュンダーワンドロップ小学校」を開校したようです。同校には今年、新1年生20人が入学し、1~5年生計約90人が在学しているとのことです。





 同校の運営を支援する大西さんらは、学用品代や教師の給料など学びに直接関わる費用だけでなく、昼食の費用確保に努めてきたそうですが、今年3月からは、新型コロナの影響で同校も休校を余儀なくされました。親たちは仕事を失い、子供たちはより厳しい状況に置かれているようです。そうした状況を受けて、4月23日から定期的に食糧配布を実施し、最近では犠牲祭期間に牛一頭を解体し、分配したそうです。





同団体の名称は、マザー・テレサの言葉に由来します。

「私たちの活動は大海の一滴(ワンドロップ)にすぎないかもしれない。でも、もしこの活動がなければ大海は一滴分小さくなるだろう」









同団体は、HPで寄付を募っているほか、ブログでも活動報告を行っているので、ぜひ興味のある方はご覧ください。





以前に紹介しましたが、コックスバザールにも日本語の挨拶が飛び交う学校があるようですし、バングラには意外と日本と関係のある学校があるんですね(‘ω’)ノ







早く学校が再開しますように!!

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