「2021年世界報道自由度ランキング」、バングラデシュは152位
パリに本部を置く国際NGO「国境なき記者団」が4月20日に発表した「2021年世界報道自由度ランキング」(調査対象:180か国・地域)で、バングラデシュは、南西アジアで最下位の152位(前年151位)になった。周辺国では、モーリシャスが61位、ネパールが106位、スリランカが127位、ミャンマーが140位、インドが142位でした。
1~10位はノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、コスタリカ、オランダ、ジャマイカ、ニュージーランド、ポルトガル、スイス。東アジアでは、韓国が42位、台湾が43位、日本が67位、香港が80位となり、中国は下から4番目の177位でした。ワースト3はエリトリア、北朝鮮、トルクメニスタンでした。
「国境なき記者団」は報告書で、「(バングラデシュでは)2020年、コロナウイルスの危機とそれに伴う都市封鎖によって、警察や民間人による記者に対しての暴力が驚くほど増加した」と指摘し、「多くのジャーナリストやブロガー、漫画家が、パンデミックなどに関する報道で逮捕され、起訴された」としています。また、2018年に制定された「デジタルセキュリティ法」にも言及し、「ジャーナリストは政党活動家による暴力にさらされ、恣意的に逮捕され、ニュースサイトはブロックされている」と強く非難しています。また、バングラデシュの二つの主要な日刊紙、バングラ語のプロトムアロと英語のデイリースターの記者が、政府の記者会見に出席することを許可されていないことについても、紹介していました。
バングラデシュでは、報道の自由があまり無いようです。
私がチェックしている現地メディア(英語)も、毎日大体同じような政府発表を垂れ流してしている印象が強いです。現地語メディアはどうかよくわかりませんが、おそらく似たようなものでしょう。メディアの情報だけを鵜呑みにしないようにしたいですね(´Д`)y-~~