バングラデシュで、携帯電話を外出先に置き忘れた

今日、致命的なミスをしてしまいました（；´Д`）

外出先でうっかり携帯電話を置き忘れてしまい、その２時間後くらいに自宅で携帯電話が無いことに気がつき、急いで泣きそうになりながら置き忘れた場所に向かいました。

この貧しい国で、財布や携帯電話を置き忘れたら、致命的です。日本だったら、置き引きは、占有離脱物横領罪や窃盗罪などで罰せられる可能性がありますし、犯罪行為です。

一方、物乞いばかりのバングラデシュでは、置き引きが刑法に違反している行為なのかはわかりませんが、置き忘れている物を警察に届けるような人はこの国には、おそらく皆無だと思われます。

そんなバングラデシュで、

置き忘れた携帯が無事に見つかりました！！

というのも、私の携帯を拾った人がたまたまその現場にまだいたことで、奇跡的に私の手元に戻ってきました(ﾟ∀ﾟ)　急いで行って正解でした！！！　アッラーありがとう！！

このまさかの展開に私は興奮しまくりで、携帯を持っていたバングラデシュ人男性に何度も何度も感謝の言葉を伝えました。そして、気持ちよく家に戻ろうとしたところ、急に現実に引き戻されました。携帯を持っていたその男性が、顔をめちゃくちゃこわばらせながら、「ボクシーシ（注：喜捨の意味。物乞いの時に使われる言葉）」「ボクシーシ」を連呼し、お金を求めてきたんです。

それも、かなり脅迫に近い様子でこちらに迫ってきたので、かなり怖かったです(‘A`)　

結局、ボクシーシの相場がわかりませんでしたが、５００タカを手渡しました。

そしたら、今度は「俺たちは３人いるから、他の２人にも金をくれ」と調子にのってきたので、「もうお金ないよー」と言って、そそくさと帰ってきました。

この奇跡のような体験、実は以前にも１度ありまして、昨年にも同じく携帯が翌日に見つかったことがありました。その時は、ボクシーシは求められませんでしたが・・・(´･ω･`)

二度も携帯が戻ってくるなんて！！！

日頃の行いが良いからですかね？(・∀・)