バングラデシュ経済好調-世界で最も急速に成長する国の一つに-

バングラデシュ経済好調-世界で最も急速に成長する国の一つに-

英シンクタンクの経済経営研究所(CEBR) は、昨年末に発表した「世界経済リーグ表2020」で、バングラデシュが2019~34年にかけて、世界で最も急速に成長する国の1つになるという見通しを発表しました。GDP順位は19年の41位から、15年後には25位まで上昇する見込みのようです。





調査対象は193か国 。報告書では、 2007年から世界経済の最大シェアを誇り、2019年の世界GDPの24.8%を占める米国が 、2020年代は世界最大の経済大国であり続けると予測。ただ、2033年には中国に追い抜かれると予想しています。









バングラデシュは、2019年の購買力平価(PPP・Purchasing Power Parity)基準の1人当たり国内総生産(GDP)が5028ドルで、低所得国ですが、近年の経済は好調で、一人当たりの収入が大幅に増加しているとのことです。バングラデシュのGDP順位は2009年の57位から上昇傾向にあり、18年には43位、19年は41位と推移しています。





ちなみに、バングラデシュと同じく、2019~34年にかけて、世界で最も急速に成長する国と予想されているのは、フィリピン(15年でGDP順位38位→22位になる見込み)とマレーシア(15年でGDP順位35位→28位になる見込み)です。

一方、2019年の日本のGDP順位は、米国、中国に続いて3位でした。その後も、3位をキープすると予想されていますが,2034年にはインドに追い抜かれて、4位となる見込みのようです。





バングラデシュが経済大国に向けて駆け上がっていく様子を、国内から見られるのは貴重な体験になりそうです。

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