偽の「コロナ陰性証明書」問題、女装で逃亡中の病院経営者を逮捕、バングラデシュ警察
現地メディアによると、バングラデシュの警察当局は7月15日、新型コロナウイルス検査での陰性を示す「新型コロナウイルス陰性証明書」を6000人以上に発行した疑いで、指名手配していた病院経営者のモハマド・シャヘド(Md Shahed)容疑者(42)を逮捕しました。9日間の逃走劇を繰り広げたシャヘド容疑者は、イスラム教徒の女性が肌を他人に見せないように着用する「ブルカ」を着て、隣国インドに逃亡しようと川岸にいたところを逮捕されたようです。
このニュースの面白さは、デブッチョの富裕層のおっさんが、黒装束の女性に変装してまで必死に逃走していた、その醜さにあると思います。
ちなみに、ブルカというのはこのような衣装らしいです。確かに、この格好は逃走には向いていますよねw
上の過去記事の通り、病院はすでに閉鎖されています。
同容疑者は、バングラデシュの首都・ダッカで経営する2つの病院で、検査を行わずに陰性証明書を発行していた容疑で逮捕されました。また、同容疑者の経営する病院は、新型コロナウイルスに関しては無料診療を提供することで政府と合意していたにも関わらず、検査結果証明書の発行手数料と治療費を不正に請求していた疑いもあるようです。
偽の「新型コロナウイルス陰性証明書」を巡る事件では、ここ数日でシャヘド容疑者の他にも10人以上が逮捕されているようです。
この問題は、バングラデシュ人が他国から入国を制限される事態にまで発展しています。上の過去記事の通り、先日、ダッカからイタリアに渡航したバングラデシュ人労働者が現地での検査で陽性と診断される事例が相次いで発生しました。うち複数人が、「陰性証明書」を携行していたようです。
今回の指名手配犯逮捕のニュースを見て、私は、2018年に大阪府の富田林署から脱走し、自転車で1000キロ以上逃走した樋田被告(1審で懲役17年の判決)を思い出しました。樋田被告が「日本一周目指す旅行者」になりきっていた写真も面白かったですが、ええ年したおっちゃんが女装して逃げていた姿を想像しても、吹き出してしまいました( ゚∀゚)アハハ