安倍首相、外国人の再入国制限の緩和を表明、対象は9万人か
朝日新聞によると、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための水際対策を巡り、安部晋三首相は7月22日夕の政府の対策本部で、在留資格を持つ約9万人の外国人を対象に、「再入国」制限を緩和する方針を表明したようです。首相は「再入国許可をとって出国した外国人の再入国を段階的に認めることとする。その際、感染拡大防止の観点から、居住国でのPCR検査証明の取得など追加的な措置を講じる」と述べたようです。
政府は近く、「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」の4つ以外の在留資格を持つ人についても、入国拒否の開始前に出国したケースでは再入国を認める方針で、実施は8月になる見込みのようです。入国拒否の開始後に出国したケースについては引き続き、再入国制限を続けるとのことです。
日本でもコロナの第2波が起きているようですが、そんな中、外国人の再入国の制限を緩和するというのは、火に油を注ぐようなものですよね。そんなことをするくらいなら、自国民が帰国する時に、出発直前のPCR検査と、到着後の空港でのPCR検査の二つがともに陰性だったら14日間の自宅待機を免除してほしいです。