総選挙控え対立激化、バングラデシュで野党幹部の拘束相次ぐ

総選挙控え対立激化、バングラデシュで野党幹部の拘束相次ぐ

時事通信によると、来年初頭にも総選挙が見込まれるバングラデシュで、与野党の対立が激化しています。野党は「公平な選挙実現のため」として、ハシナ首相の辞任と選挙管理内閣の設置を要求し大規模なデモを展開し、これに対し政権側は、野党幹部らを拘束するなど弾圧を強めています。日本大使館も、注意を呼びかけていますので、総選挙前は慎重な行動をとったほうが良さそうです…φ(・ω・` )







記事によると、10月28日、首都ダッカに有力野党バングラデシュ民族主義党(BNP)の支持者ら10万人以上が集まり、反政府デモを繰り広げたようです。一部の参加者は最高裁長官の住宅を襲撃したり、車両に放火したりして暴徒化。警官隊との衝突で警官や記者を含む3人が死亡、100人以上が負傷しています。
 その後も各地で衝突が起き、死傷者が出ており、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は「抗議行動における一連の暴力行為を深く憂慮している。暴力を扇動する発言や行動を控えるよう、全ての関係者に求める」と呼び掛けました。
 BNPなど野党勢力が求めているのは、中立的な選挙管理内閣の下での総選挙実施です。BNPは、政権が応じなければ選挙をボイコットすると宣言。11月5日からの2日間、道路や鉄道を封鎖すると発表するなど、圧力をかけ続けています。
 しかし、政権側はこれに応じず、デモでの警官殺害などに絡みBNPのアラムギル幹事長ら幹部を次々と摘発。抑え込みを図っています。
 ハシナ政権は2011年、選挙管理内閣の設置を定めた憲法の条項を撤廃。これに反発したBNPは14年の総選挙をボイコットしました。中立的な選挙が実施できるか危ぶむ声は、米国を筆頭に欧米など海外からも上がっており、モメン外相は対外向けの声明で「憲法を堅持し、自由で公平かつ信頼できる選挙を行う」と懸念払拭に努めています。







2023年10月上旬に偶然見かけた野党のデモ。貧しそうな女性たちが多く動員されている印象を受けました。バングラデシュ人の友人によると、デモに参加するとお金がもらえるとか?







最近は学校も、たびたびオンライン授業を余儀なくされているようですし、外出時には注意が必要なようです!!!

選挙前に治安が悪化することを見越して、年末年始は日本に長期間帰国し、避難を計画しているベテランの在留邦人もいるようですよ~!!







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2 thoughts on “総選挙控え対立激化、バングラデシュで野党幹部の拘束相次ぐ”

  • ひばりさん
    ダッカの街の写真見ました。
    学校が閉まってることは本当に危ない。
    道路もダメだ。この国どうなってるかな~

  • >JUNKOさん
    コメントありがとうございます!
    バングラデシュは、コロナ禍も、どの国よりも遅くまで学校を閉校していました。
    国民に対して、満足な教育を意図的に受けさせないようにして、反乱の目をつんでいるという説もあるようです。
    この国の政府は腐ってますよ~。

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