2015年のバングラ邦人殺害、高裁判決で4被告に死刑、1人は無罪
共同通信によると、バングラデシュ高裁は21日、岩手県出身の星邦男さん(当時66歳)が2015年に同国北部で射殺された事件を巡り、5被告のうち4人に死刑判決を言い渡しました。2017年の一審判決では全員を死刑としましたが、高裁では1人が無罪となりました。
単に証拠が不十分だったのか、それとも賄賂をおくったからなのか、無罪となった理由が気になります。
地元記事などによると、星さんは農業支援に取り組むためバングラデシュを訪問。北部ランプル近郊の農村で15年10月3日、三輪自転車タクシー「リキシャ」で畑に向かっていた際にバイクに乗った覆面の男らに撃たれて死亡したようです。被告らは地元イスラム過激派ジャマトゥルムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)の構成員だったようです。また、星さん殺害の5日前には、首都ダッカで、イタリア人男性も同様の手口で射殺されていました。
事件からまもなく7年というタイミングでの高裁判決。
それにしてもバングラの裁判は、時間がかかっていますね。。。
最近は、バングラでは外国人を狙ったテロ事件は起きていないようですが、いつ起きてもおかしくないと思って、油断しないようにしたいです!!