「バングラデシュ貧困層の雇用創出へ」ビジネスレザーファクトリーのバングラ工場見学
一時帰国時に、ビジネスレザーファクトリー那覇空港店の店長と偶然出会い、バングラデシュの話で意気投合し、その店長がバングラデシュの生産工場を訪れるため、バングラにやってこられたので、ダッカでまさかの再会を果たしました( ゚∀゚)
お店で一度しか会ったことがなかったのですが、「工場に来られませんか?」とお誘いいただいたので、図々しくも行ってきました♪
ビジネスレザーファクトリー那覇空港店については、過去記事をご覧ください。
実は、バングラデシュの生産工場を見学するのが、バングラ滞在中にやってみたいことの一つだったので、夢が実現しちゃいました(//∇//)
この日、ダッカ市郊外の革製品生産工場では、日本各地のビジネスレザーファクトリー直営店舗の日本人店長ら約20人と、工場勤務のバングラデシュ人ら約500人が親睦を深めていました。日本からの出張者と、バングラの工場勤務者との交流の機会は、年に数回しかないようで、この日は工場の稼働を停止し、工場はダンスホールに一変。大音量の音楽が鳴り響き、お祭り騒ぎでした。
工場内で開催された日バ交流。革製品の香りが立ち込める中、バングラ人と日本人が一緒にダンスして、笑顔で交流していたのが印象的でした。
今回の日本側からの出張は、自社の製品理解を深める狙いもあったと思いますが、それよりも同社が、「バングラデシュ貧困層の雇用創出のために設立された本革ブランドである」ということを生の現場を見て、再確認する場であったのだと思います。
バングラデシュの生産工場では、ただ雇用を創出しているのではなく、現地のシングルマザーや障害を持つ人など、他の工場では採用されにくいような人材を積極的に雇用しているようです。
その工場を任されているバングラデシュ人工場長の話を聞くことができました。工場長は、日本留学から母国に戻り、「バングラデシュの貧困問題を解決したい」という想いから、工場の立ち上げに携わり、当初2人だった工場スタッフは、製品販売も好調であったことから、わずか2年で約500人に膨れ上がったそうです。利益ばかりを追いかけるのではなく、社会問題の解決という目的に向かって突き進んでいる、そう流暢な日本語で話をされていて、とても感心させられました。
何となく、日本の企業の方々は、現地の生産者を見下すところがあるのかと偏見を持っていましたが、若い人たちが、国籍問わず家族のように同じ目線で楽しんでいる様子は、感動的でした。同じダッカ市のバリダラ地区では見たことが無い光景で、とても新鮮でした。
今度は、ここで革製品を作っている光景を見てみたいです。
1階部分では革靴を作っており、こちらだけは稼働していました♪
このオシャレ革靴が日本では、1万前後で販売されているようです。
残念ですが、こちらの工場で生産した革製品は、バングラデシュでは売っていないようです。。。
ちなみにこちらの工場は、これまでは一般者向けには工場見学を受け入れていなかったようですが、もし希望される方がいれば、受け入れることを検討してくださるようです。
必ず見学できる保証はできませんが、ご興味のある方は、個別でご連絡をいただければ、お繋ぎさせていただきます♪
工場見学まで行かれて、すごいですね!!
日本の品質基準はかなり高いので、管理がかなり大変だろうなぁと思います。
こういう工場がたくさん増えてくるといいですね。
>RIEさん
女性ばかりかと思っていましたが、男性も意外と多かったです!
若者が多くて、日本の戦時中の繊維工場もこんな感じだったのかな?などと思いを馳せていました(´・ω・`)