ダッカ襲撃テロ事件から4年、報道少なく事件の風化進む
バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む22人が犠牲となった飲食店襲撃テロから7月1日で4年を迎えました。新型コロナウイルスの影響だと思いますが、現地メディアによると、今年の7月1日に事件現場で開かれた式典には被害者遺族の姿がなかったようです。あのテロ事件に関する報道自体も年々少なくなっているような気がしますし、事件の風化は確実に進んでいると感じます。
昨年11月の1審判決では、このテロに関与したとして、7人の被告に対して死刑宣告がされ、1人が無罪判決となりました。今は、おそらく控訴審に向けての手続きがされているのだと思われます。
2016年7月1日のテロ以降は、バングラデシュでは外国人を狙ったテロは発生していないようです。ただし、近年もダッカ大学付近などで爆弾事件などが起きていますし、今もネット上では過激派グループの活動が続いているようです。
最近は新型コロナウイルスのことばかりに気をとられがちですが、ダッカでテロの脅威が完全に消え去ったわけではないので、あの事件を風化させてはいけないと思います。また、あのような悲惨なテロの犠牲者にならないためにも、ダッカに残っている日本人として、外出時には、特に注意しようと改めて思いました。
共同通信によると、あの時の日本人犠牲者が関わっていた都市高速鉄道の整備事業は一時中断を挟んだ後、現在は高架橋の工事が進んでいるようです。ただ、新型コロナウイルスの流行で工事は再び中断に追い込まれ、来年末の部分開業が遅れる可能性も出てきているそうです。
まだ私は一度も事件現場に足を踏み入れたことがありません。コロナがもう少し落ち着いたら、子供たちと一緒に手を合わせに行ってみようと思います。
4年経ちましたね。
私達が移住して1年以内の出来事だったので、本当に衝撃的でした。すぐに、Facebookで家族や友人に無事を知らせられたので、あの時ほど、インターネットがあってよかったと思った時はなかったです。
あれ以来、色々制約が続き(まだ駐在の方々は行動規制が厳しいみたいですが)、やっと昨年くらいから、大使館のイベントなども再開してきた矢先にまたコロナ。。。
早く、落ち着いてほしいですね。
>RIEさん
一難去ってまた一難ですね。確かに今回のステイホームでも、インターネットがあるから退屈しのぎができていますし、インターネットに助けられています!!
中国では更に新型豚インフルエンザが流行しようとしているようなので、これがどうなることやら・・・(‘A`)
中国が責任を持って、完全に封じ込めてほしいですね。