バングラデシュ、中東からの出稼ぎ者の大量帰国でウイルス感染が更に深刻化!?
読売新聞によると、バングラデシュは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中東・湾岸諸国から出稼ぎ労働者を帰国させるよう求められ、対応に苦慮しているようです。隔離施設が十分にないのに、今後、数十万人にのぼると予想される労働者の帰国を受け入れないと、今後の労働者派遣を制限され、重要な収入源である海外からの送金が減る可能性が出ているからとのことです。
なお、湾岸諸国で働くバングラ出身の労働者は、狭い住居で密集して暮らしているため、労働者の間でウイルス感染が増えているようです。また、彼らは、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなどの湾岸諸国に270万人以上いるとされ、そのうち20万人以上が不法滞在らしく、湾岸諸国からすれば、バングラ人は一刻も早く追い出したい<厄介者>となっているようです。
ただ、バングラ政府としては、数十万人の帰国者の隔離施設を急に用意するのは不可能なので、今後、帰国者に対して自宅隔離を求める方針のようです。これが、バングラデシュ国内の感染拡大につながる恐れがあると、記事では指摘しています。
要するに、中東からバングラデシュは脅されているようですね(‘A`)
バングラデシュとしては、国内経済を支える海外からの送金が大幅に減る可能性がありますし、中東から帰国するウイルス感染者などの検疫や隔離をしっかりできないことで、国内での感染が爆発的に増える可能性がありますね・・・。
どうやら帰国するのは、労働者だけでなくて刑務所に入っていた拘留者も含まれるようです。ますます物乞いが増えそうですよね。治安も悪化しないか心配です。
このほかにも、漂流するロヒンギャ問題、工場の賃金未払い等によるデモ、これから増えるであろうデング熱など、問題が山積していますね。
バングラ政府大丈夫かな。。。心配になってきました(´・ω・`)