中国側がUSバングラの広州便を一時運航停止に、バングラ主要メディアは沈黙
NNAによると、中国民用航空局は7月6日、バングラデシュの民間航空会社「USバングラ」による中国広東省広州市とバングラデシュの首都ダッカを結ぶフライトの運航を同日から1週間停止すると発表しました。6月28日にダッカから到着した乗客のうち5人が、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性であったことが判明したためです。
6月に南方航空のダッカ-広州便で14人の陽性者が確認され、4週間の運航停止措置が実施されたばかりだったため、中国国内でもバングラデシュは危険視されているようです。
それもそのはず。これまでに中国が「国際旅客便の調整に関する民用航空局の通知」の関連規定に基づき、実施した運航一時停止措置はこれまでに計3件ありますが、うち2件はバングラデシュからのフライトだったからです。
これで現在、南方航空とUSバングラの中国便の運航が一時停止となっているので、事実上中国とバングラデシュを結ぶフライトはありません。
にも関わらず、バングラデシュの主要メディアのほとんどが沈黙。いろいろ調べてみましたが、The Financial Expressが小さく報道しているくらいでした(゚Д゚)
これまで唯一運航していた中国便が、中国側によってストップをかけられたにも関わらず報じないというのは、中国側からの圧力があるとしか思えないです。或いは、バングラデシュ側の<忖度>で、中国様を刺激しないようにしているのか・・・
日本がバングラデシュを入国拒否の対象にした時は、こちらの主要メディアはいろいろとグチグチ報道していたので、おそらく日本は舐められているんでしょうね(#゚Д゚)y-~
新型コロナウイルスの感染源である中国から「ウイルスを持ち込まれては困る!!」」と運航停止措置を一方的に突き付けられたバングラデシュの航空会社。不憫ですね。。。