東京五輪のバングラデシュ、ホストタウンが東京都豊島区なのはなぜ?
今年、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに参加する国・地域の住民などと、 スポーツや経済、文化などの様々な分野で交流を図ろうと、国は、地方公共団体を「ホストタウン」に登録する事業に力を入れています。様々な国・地域との交流を通じて、地域活性化につなげる狙いがあるようです。
バングラデシュのホストタウンとして登録されているのは、現時点では東京都豊島区(としまく)だけのようです。
なぜ、豊島区なのでしょうか?
首相官邸のHPによると、豊島区内の公園では、日本で暮らしているバングラデシュ人コミュニティ主催の新年祝賀イベントが、 15年以上にわたって開催されているようです。こうしたバングラデシュとの縁で、今回ホストタウンに登録されたようです。
個人的には、地方創生(もう死語?)の観点からも、地方の都市が選ばれてほしかったです(‘A`) 他の自治体は、どこも手をあげなかったのかな?
現状では、具体的にどのような交流がされるのか謎ですが、おそらくバングラデシュ選手団と区民との交流、バングラデシュの住民と区民との交流などが予定されていくのかな?
ホストタウンの豊島区には、 五輪開催前から積極的にいろいろ企画してもらい、五輪後も継続した交流をしてもらいたいです。
豊島区のホストタウンとしての取り組みに注目です。
ただ、世界中で、新型コロナウィルスの患者が増え続ける中、今夏に日本でオリンピック・パラリンピックを無事に開催できるのか、少し心配です。