2020年のバングラデシュの自殺者数、コロナ死者数を上回る
トルコのアナドル通信によると、バングラデシュでは昨年、新型コロナウイルスによる死者よりも多くの人が自殺していたことが、アチョル基金の調べでわかりました。昨年は、自殺者がコロナウイルスの死者よりも70%多かったようです。
記事によると、昨年3月から2021年2月までの期間の自殺者は1万4436人で、同期間のコロナによる死者は8462人だったようです。
バングラでは毎年平均約1万人が自殺しているようですが、昨年はコロナの影響で、特に学生による自殺が多かったようです。調査によると、自殺者の49%が20歳から35歳で、そのうち57%が女性だったようです。
不景気のために就職先が見つからないことや、学校が再開しなかったことなどで、精神的に落ち込んだ人が多かったのかもしれません(;´Д`)
現地メディアでは、あまり自殺に関するニュースは無かったと思うので、久しぶりにショッキングなニュースでした!! バングラ政府が感染防止を諦めて、経済政策を優先させているのは、こういう事情があるからなのかもしれないですね。
日本でも、コロナ禍で、かなり自殺者が増えたようですが、世界的に、きっと、同じような状況の気がします。閉塞感がすごいですよね。。。
私の母が、30年近く、”いのちの電話”のボランティアに関わっていますが、元々、電話の受け手のボランティアは、常に人材不足気味なところ、時間に余裕のある高齢女性が主なので、コロナ感染を恐れてボランティアを辞める人が増え、でも相談電話は鳴りっぱなしで、かなり大変らしいです。政府も、そういうボランティア団体の役割をもっと認識し、もっと支援すべきと思います。交通費も自腹なボランティアに、コロナ感染の危険性がある中、出てくる人が少なくなるのは当然ですよね。
私も、母は後期高齢者ですし、心配じゃないわけではありませんが、誰かがやらなきゃいけないことでもありますよね。
バングラも、学校再開は、まだ100%確定したわけではなさそうですし、そうなると、閉塞的状況はまた悪化しますね。
>RIEさん
RIEさんのお母さんはとても立派なことをされているんですね~!
コロナの影響でボランティアが減っているという話を聞いて、街の青パトの方たちもそういえばご高齢の方たちが見回り活動をしてくれていたな~と思い出しました。高齢ボランティアの方たちがコロナのせいで外出できなくなっているとすると、様々なところで影響が出ていそうですね。。。
バングラの学校再開は、黄色信号ですね。17日からのお祭り騒ぎでコロナの感染はますます拡大しそうですよね~(‘A`)