【番外編】バングラだけじゃなく、デング熱は世界中で大流行していた
各国の報道をチェックしていると、2019年にデング熱が大流行しているのは世界規模であることがわかりました。バングラだけの現象ではないようです。
フィリピンでは今年8月6日、 今年1月1日から8月3日までにデング熱の流行で807人が死亡、18万8562人(昨年同期比約2倍)が感染したことを受けて、国家的大流行を宣言しているようです。
ホンジュラスでは9月の時点で、 デング熱が原因で少なくとも135人が死亡し、うち3分の2近くが子供だったようです。
ブラジルでは、 今年の8月24日までにデング熱が原因で少なくとも591人が死亡しました。 今年8月31日の時点で、ブラジル全土でデング熱の症例140万例が報告されており、20万5791例だった2018年の同時期と比較して約600%の増加となっているようです。
その他にも、ラオス(9月)では、 感染者数が2万8371人(昨年同期約4600人)に急増し、60人(同14人)が死亡。ベトナムは、 感染者が10万5000人に上り、うち10人が死亡。スリランカやパキスタンでも同様に感染が多かったようです。
原因はたぶん温暖化でしょう。2014年には日本でも約70年ぶりに感染が確認されていましたし、今はどこでも注意が必要ですね。