インド北東部のデモ

インド北東部のデモ

バングラデシュのお隣・インドでは、抗議活動が国内各地に広がっています。

 

 

インド北東部では12月13日頃から、「市民権改正法(CAA)」に対する抗議デモが各地で発生し、デモ隊が駅や警察署、列車、バスなどを襲撃し、道路が封鎖されているようです。一部の地域では夜間外出禁止令が出され,インターネットやモバイル通信ができないようです。

 

このデモが、バングラに飛び火することは無いと思いますが、インドの情勢は注視しないといけないですね。ニューデリーでも大規模な抗議活動が行われていますし、インドには当分近づかないほうがいいかも・・・

 

  報道によると、 このデモで は,バングラデシュと隣接するインド・アッサム州で警察がデモ参加者4人を射殺するなどして、すでに計6人が亡くなっているようです。その時に撮影されたと思われる動画(下に貼り付けています)がツイッター上にありました。かなり衝撃的な動画なので、ご覧になる際はご注意ください。インドの警察官?は、こんなにもあっさり発砲するのかと驚きました。
 

 

 

なぜデモが起きてるの?

「市民権改正法(CAA)」では、パキスタン、アフガニスタン、バングラデシュの隣国3か国から入国したイスラム教徒以外の移民( 2014年12月31日までにインドに入国した者 )を対象に、市民権取得手続きを迅速化するための条項を既存の市民権法に追加しました。これに対して、インドのイスラム教徒たちは「差別的で、反イスラム法だ」と主張。特に、アッサム州やメガラヤ州などのインド北東部では、バングラデシュから多くの移民が押し寄せ、先住民族の就職の機会が奪われるなどしていたため、強い反発が起きました。 また、野党は、イスラム教徒を除外したCAAは、法の下における平等を定めた憲法第14条に反するとして反対しています。 更には、現政権が公約に掲げている国民登録簿(NRC)の実施とCAAが組み合わさると、イスラム教徒が将来的にインド国籍を剥奪される恐れがあるようです。


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