コロナ禍で広がる密造酒によるメタノール中毒死、1月にバングラデシュで35人死亡

コロナ禍で広がる密造酒によるメタノール中毒死、1月にバングラデシュで35人死亡

現地メディアによると、バングラデシュでは1月、メタノールの混入した密造酒などを飲むなどして、35人がメタノール中毒等で死亡していたようです。通常は、ウイスキーやブランデー、ラム酒、ビールなどは、エタノールで製造されていますが、偽造品や密造品の中には、工業用の溶剤や塗料、接着剤、燃料などに含まれている非常に毒性が強いメタノールを使って製造されていることがあるようです。







同記事などによると、昨月にメタノール中毒等で多くの人が亡くなったのは、コロナの影響で酒類製品の輸入がほとんど停止し、国内で製造される比較的安価な密造酒に手を出す人が増えたことが背景にあるようです。







メタノール中毒死、他国でも急増

別の記事によると、メキシコやインド、インドネシア、ドミニカ共和国などでもメタノール中毒死が急増しているようです。また、カンボジアやトルコ、南アフリカなどの様々な国で、密造酒の押収が増えているとのことです。また、飲酒が法的に禁じられているイランでは、「新型コロナウイルス感染症の治療薬になる」という噂を信じて密造酒を飲んだ27人が死亡したと報じられています。







メタノールは、少量であっても視覚障害を引き起こすリスクが高くなるようです。口から摂取した場合の致死量は30~100㎖で、失明を引き起こすと考えられる容量は10㎖のようです。







そういえば、飛行機の中で、どう見てもイスラム教徒のバングラデシュ人男性複数人が、ビールを飲んでいたのを見かけたことがあります。飛行機の中だと、気が緩んでしまうんでしょうかね?(´・ω・`)







このような事件が起きるということは、イスラムの国でも、お酒が好きな人は多いんですかね。

お酒の偽物なんて今の日本ではほとんど無いと思うので、ノーガードの完全無防備でしたが、バングラデシュでは変なお酒には手を出さないことが大切ですね♪

にほんブログ村 海外生活ブログ バングラデシュ情報へ



2 thoughts on “コロナ禍で広がる密造酒によるメタノール中毒死、1月にバングラデシュで35人死亡”

  • エタノールとメタノールじゃあ、えらい違いですよね(^_^;)
    バングラでは、元々、一般人はアルコール買えないので(ブラックマーケットはありますが)、消毒用のアルコールとかを飲んじゃう人も多いらしいです。。。(もちろん身体に毒)今はコロナで、あちこちに、アルコール消毒がおいてありますが、以前は全くなかったです。そういう理由らしいです。
    私の身近では、身なりも行動も敬虔なイスラム教徒的な人でも、アルコール飲む人が多い感じです。モスクのフジュール(聖職者)とかは別でしょうが。
    ここだけの話、うちの主人も、毎晩晩酌してます(笑)

    • >RIEさん
      エタノールとメタノール、見た目ではわからなさそうなので、怖いですw
      バングラは、アルコールには比較的寛容なんですかね(´・ω・`)
      RIEさんの旦那さんも毎晩飲んでいらっしゃるとおっしゃっていましたよね(ノ∀`)
      変なお酒も出回っているのかもしれませんし、お気を付けください!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です