夜間外出禁止令を発出、デモ激化のバングラで115人以上死亡

夜間外出禁止令を発出、デモ激化のバングラで115人以上死亡

現地メディアなどによると、バングラデシュ政府は20日、学生のデモ隊と警官隊が衝突し、新たに死傷者が多数出た事態を受け、20日午前0時から夜間外出禁止令を出しました。今回発表された夜間外出禁止令で具体的に外出していけないのは、7月20日午前0時~同日正午、同日午後2時~翌21日午前10時までのようです。それ以降も、継続して夜間外出禁止令が出るかもしれませんので、注意が必要です。







バングラデシュでは、デモが暴徒化に発展し、夜間外出禁止令も発出されました

AFPの記事では、今回のデモに伴う学生側と警察側との衝突による死者は、今週に入ってから少なくとも115人に上っており、独裁的なハシナ政権は大きな試練を迎えているとのことです。

また、人権団体は、ハシナ政権が権力を強化し、反体制派の活動家を超法規的に殺害するなどして反対意見を封じるために国家機関を悪用していると非難。7月16日に初の死者が出て以降、デモ隊はハシナ首相の退陣も要求しているようです。







バングラデシュでは、デモが暴徒化に発展し、夜間外出禁止令も発出されました

バングラデシュでは、コロナ禍にも、バングラデシュ政府は夜間外出禁止や都市封鎖を行いましたが、市民は無視して結構出歩いていました。今回は厳格に実施されるのかな?

独裁的なハシナ首相や与党アワミリーグへの不信感は、以前から非常に高かったですが、先月高等裁判所が公務員採用の特別枠を廃止するという政府の決定は違憲だとする判断を下し、それがトリガーとなって市民の不満が爆発したとみられます。







過去記事もご参考まで。







にほんブログ村 海外生活ブログ バングラデシュ情報へ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です